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はるかリフレイン 全1巻 伊藤伸平

今回のナツ100の他参加者さんのを見て読みたくなったリストに挙げていた漫画。もしナツ100以前に読んでたら、必ず投票してました。「面白かった」と言うのよりも、「良かった」の方が近い感じ。一言感想なら。
 
そういうわけで、こないだ買ってついさっき読みました。面白かった。いや良かった。
以下直接ではないけどネタバレあります。

高一Challengeという、名の通り高校一年生向けの学年誌で連載されていたという変り種。
特定の時間のループ×ラブコメで、それほど印象的な題材ってわけじゃないけど、ストーリー展開が印象的過ぎるので、学年誌連載って特殊な生い立ちも含め、やはり作品全体に一風変わった雰囲気があるように見える。そういうポジション的な意味では、どうしても「クレープを二度食えば」とカブりますよね(言うまでもないけど内容は全然違います)

小ざっぱりした絵柄と表紙やタイトルから受ける第一印象とは違って、とてもとても悲しい話だった。

同じ一日を繰り返し歴史改変ために奔走するラブコメ とか、これだけ聞くとよくある感じに思うけど、そんなのはすぐに忘れた。だって何かキャラがシリアスじゃないしw一途とお馬鹿は紙一重っすよw
命かかってる割にゆるいっすよwいや、もちろんヒロイン・はるかは馬鹿ではないので、話が深刻化していけば自然マジモードにシフトしていきます。思えばこの頃は楽しかった。笑っていられた。
時間を扱ってはいるものの、字で解説するようなSFロジックは無く、サクサク読み進んでしまって、ほんとあっという間にクライマックス。あの手この手で、もっと色んな笑っちゃうような事故シチュが見たかった!仲良し二人の気安いやり取りが見たかった。

見たかったけど、ページがもう続いてないのでこの甘ったるくない読後感を頂戴するしかない。終わりが切なすぎる。というか、完全に悲しいの域。1話のモノローグはフェイクじゃなく言葉通りなんだもんな…
キャラが不幸を嘆いたまま吹っ切れない結末を迎えるのではない。ラストは後ろ暗いところのないスッキリした気持ちのいいものです。
しかし、だからこそ だ。だからこそ悲しさが際立つんですよ。その悲しみの主体は誰か。キャラではない。読者だよ。おれだよ。主役二人への感情移入を解く間もなく、あっさりと物語は終わる。未練を捨てきれない愚かなおれだけが、ただ一人死の世界に置いてけぼりにされる。だから悲しいのだ。

上手い漫画でした。ぼくのフィクション哲学「短いことはいいことだ」を地で行く作品でした。やられました。


はるかリフレイン (Jets comics (702))はるかリフレイン (Jets comics (702))
(1998/08)
伊藤 伸平

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イタチヨ

Author:イタチヨ
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